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【活動報告】難民入管分科会

2019.06.21

みなさん、こんばんは!
暑くなってきましたね〜

修習は、今週から実務修習最終クールである第4クールに突入しました。
7集本番ももうすぐです💓

来週末には本番前最後の全体会議も予定されています。
どの分科会も急ピッチで準備を進めております‼️

そんな本日は、難民入管分科会から、フィールドワーク第1弾のご報告です!

去る5月25日、東京・恵比寿にて、本分科会講師であり、難民の若者たちの社会参画とエンパワメントをめざすNPO法人「WELgee」の代表を務める渡部清花さん、分科会の準備に尽力してくださっている WELgee 研修事業部の永田さん、上野さんにお話を伺いました。

まず、それぞれ自己紹介に加え、なぜ難民の問題に興味を持ったのかについて、お話した上で、本分科会の参加者も含めた全員で共有したい「空気感」について、議論しました。

渡部さんは、WELgee の活動で出会う難民の方が、それぞれ、ただ「国を追われたかわいそうな人々」ではなく、それぞれ、自分の夢を持ち、国を追われてもなおそれを実現するための情熱を絶やさず、いつかは母国で自分の夢を実現しようと努力する熱い人々であることをお話ししてくださいました。
また、ある方はエンジニア、ある方は医者など、高い専門性を有する方々も多いこと、その専門性を活かして、日本で生きていこうとする方々も沢山いることを教えてくださいました。

渡部さんのお話を聞く中で、私たちが分科会発足当時にイメージしていた、「かわいそうな」難民像は変化し、異国の地で個性を発揮しながら生きていく、とてもカラフルな人々というイメージになっていきました。

もっとも、彼らに対する、「かわいそう」なイメージにも、理由がありました。
それが、彼らの夢や情熱、専門性を縛る、「入管制度」です。

先の見えない収容生活、刑務所以下の扱い、在留資格に左右される就労の可否、移動の自由に対する制約・・・。
収容所から仮放免されても、在留資格がなければ就労もできず、生活が立ちゆかないのです。

仮放免中は、旅行許可が無ければ県外にも出られません。
家の前の道路の向かい側が他県であれば、そこにあるコンビニに行って、運悪く職務質問などに遭えば、そのまま入管に送られる可能性もあります。

「今日もただ、生きただけ」という、難民申請者の方の言葉が、胸に突き刺さりました。

以上のお話を通じて、私たちは、分科会全体で共有したい「空気感」を、収容制度に対する認識と問題意識、この問題が、我々が生きる社会の問題であることの認識という、分科会発足時からのテーマに加え、当事者の「事実」、すなわち、当事者に対する理解と、その不安に対する理解にも踏み込んで設定しようという結論に至りました。

その後、難民用シェアハウスや就労伴走事業、交流会などの WELgee で普段行われている活動についても、説明をしていただきました。

渡部さんは、今回対象が修習生ということで、今起こっている難民の方々の現状を共有できる同世代の仲間、職業の垣根を越えてフラットにこの問題について話せる輪を広げられればいいな、10年後に一緒に活動できる仲間の「種」を植えられる機会になればいいなとおっしゃっていました。

私たち分科会メンバーも、我々の分科会がぜひそのようなきっかけの場になればと思いました。
難民入管分科会、すごくいいものになる気がしています。

当日は渡部さんとともに、難民当事者の方も来てくださるということで、私自身もどんなお話が聞けるのか、今からすごく楽しみです。

難民入管分科会では、先日フィールドワーク第2弾も行いましたので、そちらの報告もご期待ください‼️

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